『けいおん!』登場人物
■平沢 唯(ひらさわ ゆい)- 豊崎愛生
マイペースで天然なドジっ娘パートはリードギターとボーカル
ライブではMCも担当
全くの初心者だったが、意外にも非凡な技量を発揮する。愛用するギターのことは「ギー太」と呼ぶ。
「そういえば、入学式の時もこの道を走った。
何かしなきゃって想いながら、
何をすればいいんだろうって想いながら、
このまま大人になっちゃうのかなって想いながら。
ねぇ、私。
あの頃の私。
心配しなくてもいいよ。
すぐみつかるから。
私にもできることが、
夢中になれることが、
大切な…大切な…大切な場所が…。」
■秋山 澪(あきやま みお)- 日笠陽子
腰までの長い黒髪が特徴
パートはベースとボーカル
普段はクールで大人びていているが、本性は繊細
曲名と作詞を担当しているが、その内容は非常に甘い
左利きで、ベースもレフティ仕様
「やる前に無理だとかダメだとかばっかり言ってる…。」
「乗り越えないと…自分を!」
「私はこのメンバーとバンドするのが楽しいんだと思う。」
■田井中 律(たいなか りつ)- 佐藤聡美
愛称は「りっちゃん」軽音楽部部長で、パートはドラムス
髪はショートカットでカチューシャをしている。
大ざっぱで豪快なおてんば娘で、「指でちまちまする」ような楽器が苦手という理由からドラムを選んだ
「夢は、武道館ライブ!」
「紙切れなんかに、私達の未来は決められないぜ!」
「色んな事があって、人は強くなっていくってことだよ。」
■琴吹 紬(ことぶき つむぎ)- 寿美菜子
愛称は「ムギ」。太い眉が特徴
パートはキーボード
大企業の社長令嬢で、温厚でおっとりした性格。
部室にある高価なティーセットやお菓子も彼女が持ち込んだもの。
「りっちゃんの代わりはいません!」
「もうひとこえ~!」
「どんとこいです。」
「実はこれ、たくあんなのっ!」
■中野 梓(なかの あずさ)- 竹達彩奈
軽音楽部の新入部員にして唯一の後輩。唯の妹の憂とは同級生で友人。
パートはリズムギター。
真面目な性格で、始めは部の緩んだ雰囲気に反発するも、徐々になじんでいく。
唯からは「あずにゃん」の愛称で可愛がられる。
「でも…一緒にバンド組んだらすごく楽しかったし…、
唯先輩の明るさに何度も助けられたし…。
もう歌詞忘れても抱きついて来ても怒らないから…。
卒業しないでよぅ…。」
■平沢 憂(ひらさわ うい)- 米澤円
唯の2歳年下の妹(早生まれのため学年は1学年下)。
姉の唯がだらけがちなのと対照的に、真面目で礼儀正しい性格。
唯が在学中は部活はしておらず折に触れて唯たちの活動をサポートしていたが、唯達の卒業後、純と共に軽音部に入部。
パートは姉の唯と同じギターを担当。
家事に関しても万能で、留守がちな両親に代わって家事をこなすなど、非常に「出来た子」。
■鈴木 純(すずき じゅん)- 永田依子
■山中 さわ子(やまなか さわこ)- 真田アサミ
同校の卒業生であり、在学中は軽音部に所属していたため、部員達にとっては先輩でもある。
愛称は「さわちゃん」。
律に突発的に「さわちゃん」と呼ばれて以来、その呼び名が定着。
他の生徒からも親しみを込めてそう呼ばれるようになるが、本人はさわちゃんと呼ばれる事を不満に思っている。
唯たちから軽音部の顧問になるよう頼まれた際、最初はすでに吹奏楽部の顧問をしていることを理由に断ったが、
在学時は軽音部に所属してメタルをやっていた秘密の過去を唯達に知られてしまい、口止めをさせるために、顧問になる。
やがて放課後に軽音部で出されるお菓子とお茶を目的に部室へ入り浸るようになる。
■真鍋 和(まなべ のどか)- 藤東知夏
唯の幼馴染で幼稚園のころからの付き合い。1年生から生徒会役員を務めており、3年生時は生徒会長になった。
唯とは対照的に冷静かつ理知的な性格で、学業成績は全般的に良く、生徒会の仕事なども率なくこなす。
唯とは対照的にあまり感情を見せることがない。
長年の付き合いから唯の扱い方を熟知している。
唯から理にかなってない頼み事をされると冷静なツッコミを入れてあしらうが、その反面良き理解者でもあり、唯を応援している。
卒業する恵の後任として、秋山澪ファンクラブの会長を渋々ながら引き継ぐ。
■曽我部 恵(そかべ めぐみ)- 児玉明日美
唯たちが2年生時の桜が丘高校の生徒会長。
物腰が柔らかで、和から聡明なイメージを持たれていたが、実は澪の熱烈なファンで、
唯たちが1年時の文化祭後に澪が知らない所で設立された「秋山澪ファンクラブ」の会長でもあった。
軽音部で行われているお茶会や飲んでいるお茶の質など、軽音部の内情にも詳しい。
卒業後はN女子大学に進学、唯達が目指すN女子大学に曽我部が在学していることを知った律と交友関係を築いている。
唯達がN女子大に進学した時は同じ寮に入寮している。